2025/03/27 06:32


コーヒーを淹れるとき、「お湯の温度」や「注ぎ方」を意識していますか?
実は、この2つをちょっと工夫するだけで、いつものコーヒーがグッとおいしくなるんです!

今回は、初心者の方でも簡単に実践できる 「お湯の温度」と「注ぎ方」の基本 をご紹介します。


1. 【お湯の温度】何度がベスト?

◆ お湯の温度で味が変わる理由

コーヒーの成分(苦味・酸味・甘みなど)は、お湯の温度によって抽出されるバランスが変わります。
適切な温度で淹れることで、豆の魅力を最大限に引き出せるんです!

◆ 適切な温度の目安

基本は85~90℃ が万人向けですが、豆の焙煎度に合わせて調整すると、さらにおいしくなります!

◆ お湯の温度を測る方法

・ 電気ケトルの温度設定機能 を使う(最も簡単!)
・ 沸騰したお湯(約100℃)を 1分ほど置くと90℃前後 に下がる
・ 沸騰後にカップやドリップポットに移すと 85~90℃ になる

温度計がなくても、「少し冷ますだけ」で適温にできますよ!



2. 【注ぎ方】おいしさを引き出すコツ

お湯の温度が適切でも、注ぎ方が雑だと味が安定しません。
ポイントを押さえて、コーヒーのうまみをしっかり引き出しましょう!

◆ 注ぎ方の基本ステップ

① 粉を平らにならす
 → 粉の高さを均等にして、お湯がムラなく行き渡るようにする。

② 「蒸らし」で30秒待つ(重要!)
 → コーヒー粉全体がじんわり膨らむように、少量(全体が湿る程度)のお湯を注ぐ。
 → これによりガスが抜けて、味がクリアに。

③ 「の」の字を描くように注ぐ
 → 中心から外側へ、ゆっくり小さな円を描きながら注ぐ。
 → 一気に注がず、3~4回に分ける のがポイント!

④ 最後は「外側にかけない」
 → ペーパーフィルターの端にお湯を直接かけると、雑味が出るので注意!

◆ 注ぐスピードの違いで変わる味

コクを出したいなら「ゆっくり」、スッキリ飲みたいなら「やや早め」に注ぐといいですよ!



3. 【まとめ】温度と注ぎ方を工夫して、おいしいコーヒーを!

◎ お湯の温度

☑ 深煎りなら 90~96℃
☑ 中煎りなら 85~90℃
☑ 浅煎りなら 80~85℃

◎ 注ぎ方

☑ 蒸らしを30秒 忘れずに
☑ 「の」の字を描くように注ぐ
☑ 外側にお湯をかけない

これを意識するだけで、驚くほど味が変わります!
「ちょっと酸っぱかった…」「苦味が強すぎた…」と感じたときは、お湯の温度や注ぎ方を調整してみてくださいね。



当店では、焙煎度別に適した温度で楽しめる新鮮なコーヒー豆をご用意しています。

特におすすめなのが
☕ ブラジル クイーンショコラ(中深煎り) → 90℃前後がおすすめ!
☕ コスタリカ ジャガーハニー(中煎り) → 85℃くらいが甘みUP!

ご自宅でおいしい1杯を楽しむお手伝いができれば嬉しいです!



ぜひ、お湯の温度と注ぎ方を工夫しながら、あなただけの「最高の一杯」を見つけてくださいね!