2025/04/13 03:18
コーヒーの味は、ただ一つの要素で決まるものではありません。豆の産地や品種、焙煎方法、さらには抽出方法までもが、最終的な一杯の風味に大きく影響を与えます。
今回は、初心者の方にもわかりやすく「コーヒーの味が決まる要素」を解説します。
1. 産地（どこで育ったか）
コーヒー豆の育った環境（気候・土壌・標高など）は、味に大きく影響します。
産地の違いは、コーヒー豆が持つ“個性”そのものです。
2. 品種（アラビカ種・ロブスタ種など）
コーヒーの品種は、味の傾向に加え、香りや風味の広がりにも関わってきます。
アラビカ種：酸味があり、香りが豊か。スペシャルティコーヒーの主流。
ロブスタ種：苦味が強く、カフェインが多め。インスタントコーヒーなどに使われる。
さらにアラビカ種にはティピカ種やブルボン種、ゲイシャ種など多くの亜種が存在し、それぞれ個性豊かな味わいを持っています。
3. 焙煎（浅煎り〜深煎り）
焙煎度合いは、酸味や苦味、コクの強さに関係します。
浅煎り：豆の個性が残り、酸味が引き立つ
中煎り：酸味と苦味のバランスが良い
深煎り：苦味とコクが強く、チョコのような風味も
焙煎は、素材の魅力を最大限に引き出す“料理”のような工程です。
4. 抽出方法（ドリップ・フレンチプレス・エスプレッソなど）
抽出の方法も、味わいに大きく影響します。
お湯の温度や注ぎ方、抽出時間によっても味が変わるため、淹れ方にこだわるだけでも風味がぐっと良くなります。
まとめ
コーヒーの味わいは、
「どこで育ったか（産地）」
「どんな豆か（品種）」
「どれくらい焼いたか（焙煎）」
「どう淹れたか（抽出）」
という4つの要素が組み合わさって決まります。
コーヒーの世界はとても奥深く、自分の好みにぴったりの味に出会える楽しみがあります。
ぜひいろいろな産地や焙煎、抽出を試して、自分だけの一杯を見つけてみてください！
