2025/05/12 08:04


久々になってしまいました。

おいしいハンドドリップコーヒーを淹れるために欠かせない道具の一つが「ドリップケトル」。
「お湯を注ぐだけでしょ?」と思われがちですが、実はケトルの形状によって味が変わると言っても過言ではありません。

今回は、ドリップケトルの形の違いがコーヒーの味にどう影響するのか、注ぎやすさとともに解説します!



1. ドリップケトルの役割とは?

ドリップにおいて大切なのは「湯量と注ぐスピードのコントロール」。
これによって、コーヒー粉の“蒸らし”や“抽出の深さ”が左右され、味が変わってきます。
そのため、ケトルの形状がとても重要になるのです。



2. ノズル(注ぎ口)の形で変わる注ぎやすさ

ストレートタイプ

特徴:まっすぐ細めの注ぎ口

メリット:初心者でも安定して注ぎやすい

デメリット:一気にお湯を落とす使い方には不向き


→ ややゆっくりと安定した抽出ができるので、バランスの良い味に。



グースネックタイプ(細口)

特徴:鳥の首のようにカーブしている

メリット:水量を繊細に調整できる

デメリット:慣れるまで角度のコツが必要


→ 酸味や甘みのある味わいをじっくり引き出すのに向いています。



太口タイプ

特徴:湯量が多く注げる広めの注ぎ口

メリット:素早く注げる、抽出時間が短くなる

デメリット:コントロールしにくく雑味が出やすい


→ 深煎りコーヒーをスッキリ淹れたいときや、カフェオレ用には便利です。



3. 持ち手とバランスも重要

ケトルは湯量の重さと注ぎ口のバランスで扱いやすさが大きく変わります。
ハンドルの位置や握りやすさも、長時間のドリップにおいてはストレス軽減に。

おすすめ:ハンドルがやや高めの位置にあるものは、コントロールしやすく、腕も疲れにくいです。




4. IH・直火・電気式の違い

直火対応:アウトドアやガスコンロ派におすすめ

IH対応:家庭での使用に便利。ケトルによっては対応不可もあるので要確認

電気式(電気ケトル):温度調整ができるモデルもあり、理想的な温度で安定抽出が可能




おとんCoffeeのひとことアドバイス

「お湯をコントロールできると、味もコントロールできる!」
ドリップが楽しくなるケトルを選んで、もっとコーヒーを好きになってくださいね。